看板のデザインって、看板を良く見せるデザインという視点で考えるだけじゃなく、
お店にとって何をどう表現するかが大事なのかを考えながらするデザインでないと
ダメだと思うんです。
そんな意味で、本日ご紹介の看板デザインの事例は、
その当時、何をどう表現することが、お店の訴求になるかを考えたデザインでした。
豊橋で思わずお店に入ってしまう魔法の看板をお作りし、インターネットを活用した集客の応援をしている、豊橋の売れる看板屋さんの市橋です(^^)
■豊橋の売れる看板屋さんがWebやマーケティングのお話しをしてるアメブロはコチラ
![豊橋の売れる看板屋さんが作った東北料理の居酒屋さんのアクリル看板面の内照式看板](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=715x10000:format=jpg/path/s428b80256c279dd7/image/i5cc0fa904a3f98a8/version/1631104818/%E8%B1%8A%E6%A9%8B%E3%81%AE%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%9D%B1%E5%8C%97%E6%96%99%E7%90%86%E3%81%AE%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AB%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E9%9D%A2%E3%81%AE%E5%86%85%E7%85%A7%E5%BC%8F%E7%9C%8B%E6%9D%BF.jpg)
看板を制作したのはもう3年半ぐらい前だったと思うんです。
なんで今さら.....って感じなんですが、
先日、私のFacebook友達が、こちらのお店に行ったときに、上記の写真をUPしてて
ふと『今と違って、当時はこれが一番だったんだよな〜』って思えたんです。
これ=写真のハモニカ煮、という煮魚の料理の事。
看板を制作した当時は、こちらのお店がオープンして1年半ぐらいたった頃で、
Facebookで少しずつ人気はでてきたものの、
ココに呑みにきてる風景をFacebookで見かけられても
『かぐやひめで呑んでるなんて、いいな〜』って
表現はまだ無かったんです。
そう、まだこのお店のスタイルは確立されてない。
今はもう、豊橋でFacebookやってる人なら知らない人はいないほど、
Facebookユーザーに指示されている居酒屋さんなんですが、
当時はまだ平日はガラガラ、週末もお客さんで溢れてるってほどではなかったんです。
![東北料理が得意な居酒屋さんの名物料理【ハモニカ煮】](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=715x10000:format=jpg/path/s428b80256c279dd7/image/idec97cd050529e0b/version/1557448268/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E6%96%99%E7%90%86%E3%81%8C%E5%BE%97%E6%84%8F%E3%81%AA%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E5%90%8D%E7%89%A9%E6%96%99%E7%90%86-%E3%83%8F%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%AB%E7%85%AE.jpg)
今ではFacebookユーザーが集まるお店としての位置付けもあり、
他にも美味しい食材もあり、
また大将がいるから来店する人がいるように
このお店の魅力は溢れるほどに色々ある......だれもが主役になりうる存在。
でも当時は、
写真のハモニカ煮という煮魚料理が一番、皆さんへ訴求できる主役だったんです。
私が考えるべきは、まず何がお店のウリになるのかを考える事。
その点はある意味、事前にクリアできる状況だったんで、苦労はしなかったんですが、
それ以上に頭がいたかったのは、
この写真の料理を、どう訴求するのか......と言うことろ....
例えば刺身の盛り合わせのような華やかさのある写真ではないし、
ハモニカ煮と言っても知ってる人がまだまだ少ない。
かといって『メカジキの背びれの付け根の骨あたりの部位で』と説明しても、伝わらない。
コラーゲンがたっぷりあることを書いたとしても、果たして女性が居酒屋に殺到するんだろうか。
上記のような事を踏まえて、この料理をメインにし
『ココに食べに行きたい!』って思える看板にできるんだろうかと
相当な時間悩んだのを覚えています。
![居酒屋さんの内照式の電飾看板の夜点灯時の状況](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=715x10000:format=jpg/path/s428b80256c279dd7/image/if88e2ac9ed231126/version/1557448319/%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E5%86%85%E7%85%A7%E5%BC%8F%E3%81%AE%E9%9B%BB%E9%A3%BE%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%81%AE%E5%A4%9C%E7%82%B9%E7%81%AF%E6%99%82%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%B3%81.jpg)
正直言って写真だけで、この料理を食べたい!
そう思わせるのは難しい......
じゃ、ハモニカ煮にコラーゲンが溢れていることを訴求して、
ダイエットを考えている女性にはおすすめの料理であることを押し出してみてはどうか。
でも、それがお店の商売繁盛につながるんだろか。
女性客が増えることは勿論良いことだと思うけど
実際、こういった居酒屋さんのお客様の多くは一杯飲みたい男性客。
だとしたら、女性客向けの表現でホントにいいんだろうか?
ハモニカ煮をどう表現することでお店のメインターゲットである
一杯飲みたい男性に訴求ができるんだろう......
そんな自問自答をくりかえすなかで、ふと気がついたのは、
【脇役がいるからこその4番バッター】的な発想。
ハモニカ煮を押し出すことはかわらずとも、
ハモニカ煮自体の単体の魅力を伝えようとするよりも、
その魅力が引き立つ、脇役を立てる事で、主役を引き立てる。
そして、
その脇役をメインターゲットに紐付ける。
そんな発想から生まれたのが
煮魚の王様 コラーゲンたっぷりの
ハモニカ煮はビールに合う
でした。
![アクリル板面の電飾看板をご依頼いただいた居酒屋さんの大将と](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=384x1024:format=jpg/path/s428b80256c279dd7/image/idfe2c03797e9ca78/version/1557448374/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AB%E6%9D%BF%E9%9D%A2%E3%81%AE%E9%9B%BB%E9%A3%BE%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%82%92%E3%81%94%E4%BE%9D%E9%A0%BC%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9F%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%B0%86%E3%81%A8.jpg)
ココに行き着くまでに相当時間かかりましたし
そもそも、ココはデザイン費に含まれる部分でもなかった。
でも、なんとかお店を応援したいと思ったから
考えたくなっちゃったんですよね。
こんな所も、私が好きな方の看板を作りたいと思う要因だったりするんです。
そして、この後は、決まったキャッチと素材、それぞれの価格を看板にどう表現していくかの見栄えの部分のデザインの思考です。
お店を訴求する為のデザインの思考と、
見た目の訴求のデザインの思考
実はココも結構悩みまくったんですが、そこを話し出すとまたブログがいつまで立っても終わらないので、ちょっとだけ.....
黄色の半円部分の色を、ビールに掛け合わせた黄色〜オレンジへのグラデーションにしたのは全体のイメージの訴求する上で、今となっては大事な部分でした(^^)
こんな感じで、デザインの神様と格闘していますが、
最後にお客様とツーショットとれると、格闘も良い思い出になりますよね♪
お店を看板でどうみせて、訴求して、集客に繋げるか.....
そんな悩みをお持ちの店舗さんは、気軽にお問合せくださいね!
またブログ記事アップしますね。
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すべて内容異なりますので、よかったら呼んでみて下さいね。
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