スタイリッシュな内照式の看板のご紹介事例です。
■女性の税理士さんの事務所
今回ご依頼をいただいたのはfacebookでお友達の税理士事務所さん。
一見の方が出入りする業種ではないため、集客に重きを置く看板ではなく、主に表札的な意味合いの強い看板。
そんなケースでは、お客様がどんなデザイン、スタイルをご希望なのかをまずお聞きして、そこから看板屋として提案をしていく流れになります。
今回もまずは税理士事務所さんのような業種でどんな看板がお薦めなのか事例をご紹介して、そこからある程度の方向性をお決めいただきました。
以前、弊社にて製作した中華料理屋さんのタワータイプの看板を気に入って頂いたので、それを税理士事務所さんに合うようにデザイン。
■看板デザインは提案をしつつ、お客様のご希望を実現していきます。
アクリル板の内部に照明器具を配置して、中から文字部分が光るスタイルにすると言うことで、まずはアクリル板の部分の色の検討。緑や濃紺といった一般的な税理士事務所さんがよく使う色合いではなく、女性の税理士さんらしく、ワインレッドをチョイスし、文字も柔らかい感じの丸ゴシックをご希望されました。
背景の色も、当初、私の方からはブラックをデザインしたんですが、建物のイメージに近づけたいとの事で、焦げ茶にて落ち着きました。
一番の悩みどころは、通りからちょっと奥まった所に事務所があるため、離れた所から事務所名がハッキリみえるかどうか.......
今回は看板と同じサイズで文字も入った、看板と同じ見え方のサンプル板をつくり、通りからの見え具合を税理士さんにご確認いただき、文字サイズ&看板サイズをご提案の中から選んでいただきました。
ココまでくれば、あとは、製作を進める形です。
まずはアクリル板を看板サイズに製作し、骨組みのスチールとの組み合わせ作業
これができると看板のイメージができてきます。
アクリルBOXができあがると、次は内部に照明器具を配置する作業です。
左は裏から写真をとった感じですが、ご覧の通り、裏面をハズ事で照明器具を確認することができ、電球切れの時は、ココから交換をいたします。
看板を製作するときは、今後のメンテナンス性も考えて製作するのは鉄則ですねー
同時に、照明器具を付けた時のアクリル面の明るさも確認。
陰がでないように調整をしていきます。
看板のベースの部分が完成したので、次のステップはいよいよメインの看板面の加工です。
乳半アクリル板の上に、ワインレッドの電飾フィルムを貼り込みます。
通常、照明が裏から入らない看板の場合、カッティングマシンで文字加工をするんですが、アクリル内照看板の場合、一旦フィルムを貼り込んでから、文字をカットする必要があり、左の写真の様に、文字を手切りで製作します。
ある意味、ココが一番手間が掛かる部分。熟練の職人スタッフが一文字一文字綺麗にカット仕上げしてきます。
ココまで来れば、あとは現場で設置するのみ。
隣に塀等があるので、逆の角度からでもしっかり見えるように、塀からの距離をとり、三方向から見えるように設置いたしました。
焦げ茶だけでなく、ワインレッドの色も建物とマッチしていますよね。
看板下の部分には外構工事屋さんが土を流し込み、植栽をすると言う事ですので、看板屋さんの工事はココまでです。
女性のやってる税理士事務所さんということで、しっかりしたお仕事をしてる感じと、女性らしさが伝わる感じのスタイリッシュな看板に仕上げる事ができました。
ありがとうございます(^^)
ホントはホームページもご紹介したいところですが、現時点でお持ちではないので、今後HPについてもアドバイスをさせていただく事になっております。
今回は税理士事務所さんのアクリル内照式看板のご紹介でした。
またブログ記事アップしますねー!!!