移転して、新装オープンする豊橋でも一番人気の美容室さんのガラス面に、フィルムサインを設置してきました。
一見、ただのフィルム出力に見えるんですが、実は結構難しい出力案件で、かなり大変でした(^^;
詳しくは最後の方に書いてあります(^^)
最終的にこんな感じに施工してきました。
店舗の既存ガラス面に、インクジェットで画像出力したサインを貼り込んであります。
今回は今回の案件では、建物外観とマッチするかがポイントになっていました。
設置する前の建物の感じはこんな雰囲気〜
ご覧の通り、シックな建物で、外観イメージにそくしたものにして欲しい!っと言う外観の意匠デザインをされているデザイナーさんからのご要望があり、豊橋の人気美容室の店舗オーナーさんともご相談の上、最初に上げたようなイメージに仕上げました。
とりあえず【美容室がココにある!】っと言う事を伝えたい
諸条件で、希望を全部みたすデザインにする事ができないため、最低限上記をみたし、外観イメージを損なわない様にデザインすることになりました。
では、インクジェット出力したフィルムを貼り込む手順をお話しますね〜
フィルムを貼り込む際に、ガラス面の汚れや埃が入らないように入念に掃除をします。
今回は建物の意匠デザイナーさんからのご要望で、フィルムを半透明にして欲しい!っと言う制限がでていましたので、いつも以上に入念に。
半透明にすることで、拾った微細なゴミが比較的に目に付きやすいため。
半透明の素材でなければ、ココまで神経を使うこともないのですが、建物イメージにマッチさせるためには仕方有りませんよね、がんばりました(^^)
まずは中央の画像を一番最初に貼り込み、その後、左右の画像を貼っていく順番です。
画像のズレを避ける為には、中央から行くのがやりやすいです。
画像フィルムをガラス面に張り込んだあと、最下部の余分なフィルムをカットしてできあがりです。
■今回は特殊な白インクのインクジェット出力を使ってみました!
今回、半透明のフィルムを使っている事で、どうしても裏面の色を拾ってしまうため、裏面が白色になっている奥の二面と、グラデーションフィルムが裏面にはってある手前に三面と背景色がことなるのはその為です。
この建物の場合、通路照明があまりないデザインで、店内からの灯りを通路に出したい要望があり、半透明となりました。
ただ、全くの透明だと裏面の状況がクリアに見えてしまうため、それだけはやるわけにいかず、逆に乳半フィルムを使えば、それを抑える事はできるんですが、光の透過が弱く、店舗デザイナーさんのご要望をあまり満たせない事もあり、今回は特別に白インクを使ったインクジェット出力にし、乳半よりは薄く、クリアではない背景になるような色補正をかけてあります。
かなり出力において手間取りましたが、日本でもトップクラスの出力専門のメーカーに無理を言ってお願いし、これ以上できないクオリティで出力できました。
たぶん、これ以上の白インクを使った出力はどこもできないのではないでしょうか。
とにかく、今回は元の画像の色合いが難しかったですから(^^;
その難しい画像を、かなりの短納期製作だったんで、相当間に合うか不安だったんですが、めちゃめちゃ信頼していただいてるオーナーさんからの御依頼なので、何が何でも間に合わせるべく、頑張った感じです.......正直かなりホッとしました(^^)
今だから言えるんですが、トップクラスの出力メーカーでも、出力に予想以上に手間取り、ギリギリになって
『宅配便だと間に合いそうもないので、自分が車まで届けます!!!』
っと連絡があった程でした。
ただ、関西からコチラまでもってくるとなると、それだけで、正直出力メーカーも利益なくなるでしょうし、無理な出力を頼んだ私にも責任がありますから
『遅れても良いから宅配便でok! こちらで貼り込み準備を短縮&突貫作業でやるから大丈夫!』
っとお返事し、ギリギリまにあった感じです。
今回はそんな状況を話さずとも、私の焦り具合から大変さを想像して、理解をしていただけた美容室オーナーさんの優しいお言葉があったから、がんばれた気もしています。
ありがたかったです(^^)
なんとか間に合ってよかったです♬
これでゆっくり寝れますねー(^^)
またブログ記事、アップしますねー!!!